進化する木幡中学校

京都府宇治市の木幡(こはた)中学校。

 もう10年以上もステージを毎年開催してくださっている木幡中は、午前に2年生、午後に3年生という1日2公演の学校でした。でも昨年の公演後先生の中から、

「是非1年生にも見せたい」

 という意見が出て今年は1,2年生が午前中、午後から3年生という2公演となりました。

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 木幡中はその体育館の狭さから3学年全てが体育館には入れない(入れてもものすごくぎゅうぎゅう詰め)状況なのでこうなりました。

 10年もやっているといろんな木幡中がありました。7年ほど前は少々困難がある時代も経験しました。でも今年は今までで最高の木幡中だったように思います。1,2年生は別に誰かが、

「静かにしてください」

 といわなくてもす~っと静かになるし、昨日は外気温28度、体育館内35度という猛暑になったにもかかわらず、みんな身じろぎもしないで聞いていました。

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 そして午後からの3年生。さすが最高学年!さらに酷暑となった午後の体育館も何のその、見事に最後まで背筋伸ばして聞いてくれました。

 

 公演が終わり、先生たちも皆さんとても嬉しそう。それは、自分たちが直接関わっている子どもたちが見事な成長の姿を見せている事への充実感だと思います。それは、

「ステージの内容もよかったですよ」

 と言ってくださいますが、先生にとって一番嬉しいのは、成長を遂げていく、変わっていく子どもたちの姿です。また、先生方は一層のやる気を出されて明日からのクラス運営に力を尽くされていくのだと思う。すると、そういうやる気の先生にまた、子どもたちも刺激を受ける。

 正の相乗効果がこの木幡中学校で展開されているように思います。

 

 また来年というお言葉を頂き、来年は学年とステージ番号の組み合わせをどうするといいのか悩みつつ、わくわくした気持ちで木幡中をあとにしました。

 暑くて大変な1日だったけれど、本当に充実感のあった2公演でした。

 木幡中に栄光あれ!

 そしてこの種をまき続けてくださっている中江先生に感謝!

 

桑山紀彦

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