この夏のコープこうべ

今日はコープこうべ第6地区主催の「平和のつどい」でした。

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 もう何年も前からコープこうべの皆さんとは、こうして夏に集まり平和について一緒に考えてきました。もちろんその中心にはいつも控えめに福井さんがいます。元々コープこうべのスタッフだった福井さんは現在兵庫県ユニセフ協会の事務局長ですが、この6月から「地球のステージ」の理事にもなってくださいっています。

 福井さんとのつながりがこのコープこうべの皆さんとのつながりを強くしてくれました。

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 今日は初めての加古川でのステージ。

 21年前の阪神・淡路大震災の時、僕は長田区に救援に入りましたが、ある日どうしてもお風呂に入りたくて仲間たちを誘い公衆浴場探しをしました。でもどこも空いていないし、開いていてもとても遠いところばかりでした。しかしこの加古川にあった「健康ランド加古川」が開いているという情報をつかみ夜の1時に出発。道なき道を進んで健康ランド加古川に着いたのは朝の6時でした。それでも暖かいお湯につかって本当に心地よかったことを思い出します。

 でも帰路、崩壊した橋を迂回し、崩れた道を避け長田に着いた時にはお昼過ぎだったこともまた思い出します。お風呂一つ入るのにも、本当に苦労した日々でした。

 そんな加古川に今日はステージで降り立ちました。

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 今日の第一部は第6地区から派遣された沖縄、長崎の視察をした小学生の発表と、かの名門灘高校の生徒さんたちが平和について、被災地についての発表を行いました。高校生とは思えない、その深い内容に感動しながら第2部は「地球のステージ~2番」で公演しました。

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 18時からは交流会でしたが、初めて話す灘高校生の諸君ははきはきして礼儀正しく、まさに紳士でした。元生徒会長西尾君は高校3年生の受験生ですが国際関係に進みたいと、東大を目指しています。

「合格したらうちでバイトして!」

「はい、喜んで!」

 そんな会話と共に、いつか灘高校で「地球のステージ」を開こうと、この高校生諸君と話し合いました。

 コープこうべからはいつも学びがあります。今日も多くの学びと共に、

「意識化することの大切さ」

 を改めて感じました。

「また来年!」

 そんな言葉に包まれながら、名残惜しい加古川の街をあとにしました。21時10分の神戸空港発羽田行きに乗ると、22時25分には羽田空港に着き、直通バスでギリギリ0時には海老名駅に着きます。

 コープこうべよ、永遠に!

 

桑山紀彦

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