診察券の産みの親

今日は長野県飯綱(いいづな)町の版画家、深田さんのアトリエを訪ねました。

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深田さんは4月に開業した「海老名こころのクリニック」の診察券をデザインしてくださった気鋭の版画家です。実は娘さんが昨年度JICAのエッセイコンテストで入賞され、その表彰式での定期公演で会場に親子でいらっしゃったのが深田さんだったのです。

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診察券は好評を博し、「非常にユニーク」「持っているだけで心が温かくなる」と評判です。そんな診察券が生まれた原版の木版画を見せてもらいたかったのと、深田さんご自身の人生にも多大なる興味があったため、高山からの帰りに長野市の北、飯綱町を訪れたのでした。

うっそうたる森の中にたたずむ吹き抜けの一軒家はまさに「アトリエ」という感じ。

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深田さんは実に優しい微笑みで出迎えてくださいました。東京からこの地に移住してもう12年になるとのこと。そこから生まれてくる木版画は多くの本の挿絵となり、イラストとなり、そして診察券となっていきます。改めて何かを生み出すことのすばらしさを感じました。

7月6日(水)は長野日大高等学校でのステージです。一緒にご飯を食べましょう!ということになりました。

長野県には首都圏から移住された非常に意識化された方がたくさん住んでいらっしゃいます。長野県の大いなる自然と首都圏へのアクセスの便利さでこういった芸術家の皆さんもたくさん移住していらっしゃるとのこと。これからも多くの出逢いに期待したいものです。

そして何より7月3日(日)は松本大学を舞台に「松本映画祭プロジェクト」の皆さんとのステージです。今年は「ステージ6番」になりますので、なかなか長野県でステージ6はないと思います。是非皆さん、13時30分開場の松本大学での自主企画、ステージ6にもおいで下さい!

 

これからも長野県といい付き合いができますように。

 

桑山紀彦

診察券の産みの親」への1件のフィードバック

  1. 飯綱は昔忍者の訓練に適した場所と聞いています。
    飯縄山・戸隠山と険しい重厚な山並みが今でも裏歴史の重さを醸す所です。
    芸術家の方々が好まれるのも頷けます。

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