3月31日

18歳の時に初めて山形の地を踏んで、不安の中で始まった東北での暮らし。その山形で「地球のステージ」を始めて28年。ずっと山形をベースに活動してきました。

 しかしステージ公演の回数が多くなり、仙台空港を拠点にしようという思いと、いつまでも素晴らしい上山(まみのやま)病院の素敵な皆さんに甘えていてはいけないと思い、「東北国際クリニック」を開業。宮城県名取市に移りました。

 素晴らしい大屋さん、洞口周士さん、ひろみさんご夫妻に支えられて2階に「地球のステージ」、1階にクリニックを運営して1年3ヶ月目、津波が来ました。

 どん底の中、全国の、いや全世界の人々に支えられて2ヶ月間24時間病院を開けて緊急支援に取り組み、その後心のケアに入っていきました。「閖上の記憶」を創設。閖上中学校遺族会の皆さんと出会い、活動は本格化していきました。

 大きな世界を見れば得たもののなんと多いことか。お金には縁がないけれど、本当に人には恵まれてきたと思います。

 大屋さんの洞口ひろみさん。途中で出ていくなど、怒鳴られても仕方ないかもしれないのに、「これで終わりではない。また逢おう。いつでも遊びに来て!」

 とお餞別まで下さる。
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 今やうちの会員でもあり、一生の仲間である丹野祐子さん、小齋正義さん。いろんなことを教えられた大切な宝。クリニックの事務、真由美さん、夏紀さん。クリニックの中でいつも僕を支えてくれた、開業当初からの仲間。
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 そして飯野坂事務所の高城江美さん、武田絵莉香さん、桑島愛希子さん。今日も海老名に戻るときにこのくつろぎの館、飯野坂事務所(名取事務所)に寄りましたが、くつろげる、最高の空間でした。4月15日(金)の仙台のステージの終わりにはここに泊まれます。みんなでご飯食べよ~、カラオケ行こ~。
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 そして海老名に戻ると、次の大屋さん、山﨑さんがほほえみと共に待っていてくれて、この事務所を支える明ちゃん、優子ちゃん、那美子さん、つかささん、そして明日から医療事務として勤務する赤木智子さん。
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 診察室に帰れば広島の三原で開業する木原先生から開業祝いが…。

 明日から新しい門出です。

 これからも「地球のステージ」、よろしくお願いします。そしてひっそりとでもしたたかに「海老名こころのクリニック」の運営も頑張ります。

http://binakoko.com

 また全国のステージでお逢いしましょう!

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桑山紀彦

3月31日」への3件のフィードバック

  1. 夜が明けてお日様が昇ったらいよいよスタート❣ですね。 Wellcomu Kanagawa‼ 桜も咲きそろい祝ってくれるでしょう。 4/2の内覧会には伺う予定ですが、ひょっとしたら保険証と一緒かも……

  2. 残念ながら内覧会に行けなくなりました。
    (改めてステージの新事務所の見学に伺いたいと思っています)。
    ブログで中間地点海老名への事務所移転の事を知り、クリニックはどうするのだろう?と思っていました。
    海外は医師としての活動そのもの、国内は広く海外事情を知らしめるための重要な公演~この一対が地球のステージの軸であり、日本に於ける医療拠点は不可欠の筈ですから。
    一介の医者になった記事を見て、僭越ながら、ひょっとしてクリニック設立当初のコンセプトがパートナーとの間で齟齬が生じたのではないか?と推測していました。
    齟齬というより業績重視の医療専従の方に診療日数の違い等の不満が表面化した~ということでしょうか?
    桑山さんは理想に向かって真っすぐ進む~その穢れなさが魅力です。だから応援する理解者が多いのです。
    留守がちの間に母屋を取られた思いで気色悪いでしょうが、海老名で新規開業スタート正解と思います。
    事業的に厳しいでしょうが初心を貫けば成功します~頑張って下さい。
    只、健康にだけは気を遣って下さい。

  3. 5年しか経ってないのに 何故、海老名に移転なんだろう?
    国内外に移動するのに便利だから?と思いました。
    なるほど そういう訳だったんですね。
    だけれど 今回の転居にも意味があるのでしょうね。
    花より○○かなあと思いましたが
    蝶のように軽々とあちこち飛び回っていけるように
    胡蝶蘭にお祝いを託しました。

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