マイ・インターン

柴田千明さんは「地球のステージ」はじめてのインターンでした。

 仙台の大学に通いながら週1回のペースで事務局に通い、いろんな活動を支えてくれました。イベントにも必ず来てくれて、非常に頼もしいインターンでした。

 そして実は彼女もまた、小学校の時に「地球のステージ」を見た人でした。

 彼女の故郷は山形県の西川町。月山をいだく雄大な自然の中に生まれ育ち、僕たちはその小さな小学校で大変素晴らしい聞く姿勢の小学生と共に「地球のステージ」公演をしたのです。もう十数年前のことになります。そこにいたのが千明さんでした。

 その後大学に進学した千明さんとは良くあるようにFacebookで再会し、こちらからインターンシップを誘いました。NPO法人としての社会貢献は「若者の成長に寄与すること」だと思いますので、積極的にインターンを受け入れたいと思っていました。

 もちろん事務局内部での仕事ですから、仕事がない時もあって申し訳なかった時もありましたが、彼女は自分で仕事を見つけ前に進んでいきました。

 今大学4年生でもうすぐ卒業です。故郷に戻る方向で就職しようとする彼女のその意識に熱いものを感じながら、今日はその最終日でした。
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 もちろん「地球のステージ」にとっては3月11日が最も重要な日になりますので、その日はもちろん来てくれる千明さんですが、一旦ここでインターンシップは終了。

 これからもこういった意識ある大学生を皆さんを受け入れていきたいと思います。

 お疲れさまでした~!

桑山紀彦

マイ・インターン」への2件のフィードバック

  1. 24日と26日のブログ、心温まる出来事ですねー。嬉しいです。『地球のステージ』を体験して、地域活動に興味を持ち、それが日本を飛び出して世界に貢献出来るなんて、菅野千里さんと柴田千明さん、お二人とも素敵ですよね。『地球のステージ』は年代関係なく観て欲しいと思っていますが、特に地球の未来に色々な可能性のある子供達には観て色々な事を考えてもらえたらと思っています。
    数年前、朝8時からのTV番組、ワイドショーの中で、アフガニスタンで10歳位の少年が自爆テロを起こし大勢の死者が出たと報じた時、1人のコメンテーターが「小さい子にテロをさせるなんて、子供達を粗末にする国は、いずれ滅びますよ」と、言ったのを今でも覚えています。
    以前、鹿児島県知覧町にある『知覧特攻平和会館』を訪れた時(ゆうじ)、館内に入り語り部を聞きながら特攻隊員の遺品や遺書を見て行く中で、特攻隊員1000名以上の方の遺影が並んでいる前に立った時は、涙が止まりませんでした。未来の平和な地球を造る可能性がある少年達や青年達の尊い貴重な命がテロによって今でも奪われている現実。心が痛みます。
    「継続は力なり」私達も同感です。ステージに300名来てくれたとして、その中で一人でも「平和って大事だなぁー」と、感じて行動してくれれば嬉しいです。
    3月6日(日)わが街で二巡目の『地球のステージ2』を行いますが、大勢の人達に来てもらい、色々な事を得て帰ってもらえたら良いなー。

  2. また一人、目標意識を持った若者が居ることを知りました。
    しっかりと社会へ羽ばたいていって下さい。

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