駒ヶ根、2時間のステージ

今日は平成27年度3次隊、JICA駒ヶ根訓練所のステージでした。

 現在4次隊までの4公演を続けていますが、この3次隊は「みなこいまつり」や「協力隊50周年記念行事」などとの調整により、なんと訓練が始まって2週間が過ぎたこの早い時期の公演となりました。通常は訓練終了まで後2,3週間という頃に開催されます。

 きっと、わくわくドキドキ、まだ訓練所のことや、国際協力について実感や迷いがそれほど生じていない時期と判断し、今日は現場で活動する協力隊の姿なども積極的に公演しました。

 通常ですと、現場で活躍する協力隊の姿を見ることで、逆に「焦る」という人もいるので、結構控えめにしてきた経緯があります。でも今日は思いっきり、「何が出来るか」「何を成すか」について検討する内容で臨みました。

 そんななかついに新作の「パラグアイ篇」を初演しました。周囲からも高評価を得て、まずまずの出だしです。そして「ガザ~映画制作篇」も出しましたので、2篇の新作を出して、終わったら実に2時間が経過していました。でも、皆さん真剣に聴いて下さって、いい雰囲気の中で公演が終わっていきました。

 やっぱり協力隊を目指す人々は、気持ちがいい。素直でまっすぐ。そして心根が優しい。

 残りの訓練期間が充実したものになるといいように思いました。

桑山紀彦

駒ヶ根、2時間のステージ」への1件のフィードバック

  1. 同じような志を持った後輩たちとのステージはあっという間の2時間だったことと想像がつきます。
    因みに、写真で拝見するかぎり、数日前の快晴と比べて駒ケ根は寒そうですね。皆さまが体調を気遣い、無事に訓練を終え、世界各地でご活躍されることをお祈りいたします。
    青年海外協力隊でいつも思い出しますのは、私が大好きで尊敬していましたミス ティールのことです。
    現在の様に情報社会でも、また、国と国とがこれ程近くない時代に、彼女は大きく強い志を持ちピースコアの一員としてアフリカ大陸に赴きました。今までの生活と比較し、あまりにも過酷な環境による過労からでしょうか。大変残念なことに3カ月後に心臓発作で亡くなってしまいました。
    当時知らせを受けました私は「どうして!」と、志半ばで倒れてしまった彼女を想い哀しかったことが思い起こされます。
    そのミス ティールも、今では私を守ってくれる守護神の一人であると感じることが多くあります。

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