ネパール支援、そしてアーベッドとのお別れ

JICAの協力隊事務局より、ネパールの震災支援に短期ボランティアを送るけれど、「心のケア」を実践するので、是非「心理社会的ケア」の講座を開いてくれないか、とのことで、今日は3人の短期派遣ボランティアの方が集まって下さいました。
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 大阪から安東さん、三重から野田さん、そして石川から藤本さん。皆さん過去にJOVCでネパールで働いた方々です。

 三時間半を超える長い講座となりましたが、皆さん非常に熱心で反応もよく、とっても良い時間を過ごせたように思います。現時点でネパールの震災に関しては全く何も出来ていないのですが、こうしてJICAが派遣する皆さんに講座を提供できるということで、間接的ではありますが、ネパールに貢献できているかな、と思っております。今回はJICAからの正式な依頼で、ちゃんと費用も確保されているので、またまた良い関係がJICAと築けたように思われます。
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 最後は「実践」としてはりがねのワークショップも出来たので、嬉しかったです。

 今後もJICAのニーズに応えながら「心理社会的ケア」が国際協力の中にどんどん認知されていくと嬉しく思っています。

 さて、アーベッドは今日、名取を離れました。みんなで仙台駅に見送りに行きました。これから広島に入り、島根チームの山藤さんたちと合流して広島と島根を案内してもらう予定です。明日の夜はなんと江津の山藤さんの自宅で民泊です。なんと豪華なことでしょう。
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 こうして、最後に日本の美しいところ、戦争と平和を今に伝える大切なところをまわってからパレスチナに戻ります。

 こちらはとっても寂しい気持ちでいっぱいですが、これは全ての「始まり」であると捉えて寂しさをこらえていこうと思います。

次回にまたアーベッドが来た時は、全国の皆さんの元へ!

桑山紀彦

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