中尾幸世さんとの再会

今日は雨の東京で公演でした。
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 明治学院大学を舞台に開かれた「日本外来精神医学会」の全国大会において、一般向けイベントで呼んでいただいたのですが大会会長が、ずっと仲のいい阿部裕(ゆう)先生という精神科医でした。現在四谷で「四谷ゆいクリニック」の院長をされている阿部先生とは多文化間精神医学会を創設した時からのつながりです。

 でも学会というものは本来学術的な発表を目当てに来るものなので、雨の日曜日の午前中にどれだけの人が来て下さるかと思っていたら、案の定、始まった時は12名。これは、3211回やっている「地球のステージ」公演において、史上最低数を記録した北海道大学医学部学園祭の13人を下回る数ではないですか。ついに最低記録を更新か?と思っていたのですが、この中に最高のゲストが来て下さっていました。

 それは中尾幸世さんです。

 桑山が映像の世界に入るきっかけは明らかに1980年、NHK作品「四季ユートピアノ」です。佐々木昭一郎氏の作品であるこのドラマの映像美と音楽に心奪われ、映像の世界へのめり込んでいきました。その時の主演女優が中尾幸世さんでした。

 そのあこがれの中尾幸世さんが初めてステージに来て下さいました。

 実は被災した時に、演劇用に書いたシナリオ「星に昇った少年~閖上のおばけ」の朗読をお願いしたことがあり、一度「閖上の記憶」に来ていただいたことがあるのですが、それ以来の再会でした。

 相変わらず美しい、そして深い笑顔を持っていらっしゃいました。

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 さて、結局最終的に22名と増え、今日は記録更新とはなりませんでしたが、お昼ご飯を阿部先生と食べながら久しぶりに「医師同士」の会話を楽しみました。最近の心療内科の外来の動向について、良い意見交換ができたと思っています。

 名取への帰路につく頃には、既に都内の雨も上がり、気持ちのいい気温になっていました。

 来週もずっとステージが続きますが、みなさまの近くへ行けた時は、ぜひお声をかけて下さい!

桑山紀彦

中尾幸世さんとの再会」への1件のフィードバック

  1. 最近、今後の予定のチェックを怠っていて~東京公演気が付きませんでした。
    残念!

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