会津4中と大川小学校空撮

今日は会津若松の第四中学校のステージでした。
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 今年で4年目。毎年の中学校です。校長先生がとても熱心に呼んでくださっていますが、それにもまして保護者の皆さん、各先生方もとても熱心に続けてくださっています。

 生徒さんたちは、その年によっていろいろです。

 昨年は少々3年生で苦労しましたが、今年はインフルエンザの影響で1月の公演が延期と也、今日だったため、今年の3年生は卒業していて残念ながら逢うことはできませんでした。校長先生曰く、

「とても素晴らしい卒業式だった」

 とのこと。逢いたかったですね。

 今回は4番の演目になりますが、一生懸命聴いてくれるまじめな中学生でした。来年また5番で逢いたいですね。
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 さて、その足で大川小学校に行きました。

 只野哲也君。かれはあの津波で助かった数少ない人物の一人ですが、この度高校にも合格して、余裕もあるので、一緒にドローン、空撮をしました。お父さんの只野さんや、佐藤和隆さんも来て下さり、少々風が強くなってきた夕方の大川小学校を空撮しました。

 途中から機械好きの哲也君にカメラコントロールの方のユニットを持ってもらい、自分の好きなアングルで撮影してもらいました。さすが写真好きで、アングルの上手な哲也君。地上100M程にあげた空撮機、INSPIRE-1のカメラを動かし、このアングルで撮影しました。
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 沈む夕陽と北上川、そして釜谷地区です。

 これからも、必要に応じて空撮を導入していろんな角度から大川小学校を伝えいけるといいと思いました。

 帰りに、和隆さんのBio-Farm、「良葉東部」~イーハトーブを訪問。水耕栽培で拡がる素晴らしいハウスの中をみせてもらいました。ここは大川中学校の跡地です。見事に命が息づいていました。和隆さん、とっても良い仕事をされています。

 そこで生産されるベビーリーフ。早速試食させていただきましたが、柔らかくて香ばしくて見事な野菜でした。これから「大川発」の野菜として、どんどん有名になっていくでしょう。

 大川小学校でお子さんを亡くされたお父さんたちは、本当に素晴らしい感性と力を持っている人たちです。それぞれに得意技を持ち、お互いが協力し合って物事を進めていく。そのお父さんたちの子どもたちだからこそ、自らの身を守るすべは十分持っていたことだと思います。だからこそ、大川小学校に留め置かれた51分が悔しくてならない。

 改めて4年前の出来事に気持ちを馳せることができた時間でした。

てっちゃん、またドローン飛ばそう!

桑山紀彦

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