静岡の中学校

今日は11月恒例、1日2公演でした。

 共に静岡の中学校で毎年呼んでいただいております。

 午前中は熱き中学教師、水野先生が勤める清水第四中学校でした。今年で4年目。ステージ4番の公演です。

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 いつものように、びしっと、背筋を伸ばして聴く四中の生徒さんは今年もすばらしい雰囲気を創り出してくれていました。

 今年の震災篇は、復活篇ですがステージ上から見ても多くの中学生のみんなが涙を見せてくれていました。なんと純粋な中学生か。いつも感動しますが、今年はいつにも増していい感じでした。

 水野先生が進めていくその言葉一つ一つに力強い気持ちがこもっており、子どもたちをとても好きであることがよく伝わってきます。こんな熱い先生が子どもたちを育てていくのだと思います。

 来年はステージ5番でお呼びいただきたいです。

 さて、午後からは2年目の蒲原中学校でした。

 昨年も静まりかえる澄んだ空気を創り出し、かつ「アカペラ校歌」で感動させてくれた中学校です。1年が過ぎても全くその静寂は変わることなく、落ち着いた中学校でした。そして恒例になった「地球のステージ」終了後にアカペラで歌う校歌は、いつにも増して音圧が強かったことが嬉しかったですね。

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 ステージから一生懸命歌う生徒さんを見ていると、ひとりひとりが「いのち」に見えてくる。心臓を持ち、血が通い、口を開けて、大きな声で歌っている。そんな当たり前のことがとても愛おしくなってきます。このすばらしき中学生に幸多からんことを願わないではいられない。そんな素敵な中学生との2年目の出逢いでした。

 来年は、3番でお呼びいただけるとうれしいです。

桑山紀彦

静岡の中学校」への4件のフィードバック

  1. 昨日は蒲原においで頂きましてありがとうございました。昨年に続き地球で起こっている様々な事を教えて下さり、改めてこの平和で穏やかな静岡蒲原に住んでいる喜びを感じております。
    でも、私達も一歩間違えば、この素敵な風景、優しい隣人、希望あふれる可愛い子供達、自分自身の命を奪われるような悲しい出来事に会うかもしれない、とも感じました。
    今ある幸せな日々を真剣に大切に考えて過ごさないといけませんね。
    それにしても、蒲中の校歌アカペラは本当に素晴らしい地域の自慢です。素直で明るい希望溢れる子供達だからこその美しい歌声だと思います。
    この、素晴らしい地域の宝物を今まで以上に大切に育みたいと感じますし、応援出来ればと思っております。そのためにも、来年も是非地球のステージに感動出来る機会に恵まれますよう願っております。

  2.  桑山さん、後藤さん、谷口さん、「ステージ4果てなき回帰+震災復活篇」ありがとうございました。とてもとても桑山さんのようには熱くなれない四中水野です。
     あの東日本大震災から、もう3年8か月が経ち、しかし、まだ3年8か月しか経っていない今だからこそ、再び三たび桑山さんのお話を伺うことができたことは、430余名の「いのち」たちにとって、かけがえのないものであったと確信しました。1、2年生は早くも来年のステージ5を望んでいます。我々大人たちがそれに応えられるかは未定ですが、お迎えしたい気持ちの熱さだけは生徒にひけをとりません。
     またお会いできる日まで、益々お元気でご活躍ください。

  3. 蒲原中3年の生徒です。先日はすてきなお話をありがとうございました。
    1回目に比べて、戦争や争いについてのお話が多く、命というものについてもう一度深く考えさせられました。
    それと同時に、そんな中でも強く生きていく外国の子供たちの姿に感動するとともに何か勇気のようなものを貰った気がします。
    今年で卒業してしまうため、来年3を聞くことができないのは大変残念ですが、もし機会があったらまた素敵なお話を聞かせていただきたいです。
    伝統である自慢の校歌も後輩たちに引き継がれるので、また来年聞きに来てください。

  4. JICA市ヶ谷のステージは落ち着いてなかなか良い雰囲気のステージでした。
    最後の体験トーク後の若い学生さんの真剣にな質問に感心しました。

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