増えていく高等学校の公演

今日は、10年目になる青森県八戸市の聖ウルスラ中・高等学校でのステージでした。
P1060359.JPG
 

 2005年に始まって毎年公演。おそらく日本一長く続いている学校だと思います。それまでは同じ青森県のむつ工業高等学校が10年続いたので、青森県というのはすごいパワーの県だといつも思います。

 今年もとても良く聞いてくれる生徒さんでしたが、今年から「懇談会」を持たせてもらえることになりました。

 大垣北高等学校に始まったこの「懇談会」。

 特に高等学校のステージでは、今後できるだけ開催していきたいと思っているので、八戸ウルスラもこうして入れて頂き、本当に良かったです。
P1060363.JPG

 そんな中、今日事務局に戻ったら一通の手紙が来ていました。

 差出人は、我が故郷、岐阜県飛騨高山の高校生からでした。

初めまして、こんにちは。

私は岐阜県立飛騨高山高校の生徒です。先日はすばらしい公演をありがとうございます。

「地球のステージ」の公演を聴いて私は心にぐっとくるものがありました。私は今まで「自分は出来損ないだな・・・」とか「周りと比べて劣っているな・・・」と思うことが沢山ありました。

でもこのお話を通して、もっと周りと自分を広く見ようと思えました。毎日の生活の中でも「幸せ」と思えることが絶対あるはずだと考えられるようになりました。

 当たり前のような生活を決して当たり前ではない、当たり前のことなんて一つもないんだ。もっと感謝して生きていかないとだめだし、毎日を一生懸命生きないとだめだと改めて思えました。

 公演でも目をそらしたくなるような場面や、心が痛くなる場面がいくつかあり、途中から自然と涙が止まらなくなっていました。

 桑山さんのおかげで、自分が変われるような気がしました。いや、変わろうと思います!!!

 このたびは本当にありがとうございます。「地球のステージ」の続編、機会がありましたら、是非公演会に参加したいです。

岐阜県立飛騨高山高校 3年 生徒

 こういったお手紙には必ず返事を書くようにしているのですが、残念なことに住所もお名前もありませんでした。

 なんと奥ゆかしい…。

 だからあえて匿名になってしまっていますが、こんな形で紹介させて頂きました。

 すばらしい感性と優しい想い。

 全国のこんな高校生とたくさん出逢いたいと思っています。

桑山紀彦

増えていく高等学校の公演」への4件のフィードバック

  1.  そうなのです!飛騨高山高校の卒業生の皆さんこそが、この飛騨高山の地を支え、これからを担っていってくれるのです。ひょうんな機会から同校同窓会長の税理士・松井先生と知り合いになることができ、この意を更に強く持っている昨今です。これからも同校でのステージが続きますように…。

  2. また一人、目覚めた若者がふえました。
    何故か、聞くたびに説明し難い安堵感を覚えます。
    松戸の公演、改訂版「ステージ1」新鮮で良かったです。
    ロエナスに遭える奇跡がおきて欲しいですね・・・。

  3. 多くの若い世代の心を動かすこの‟地球のステージ”って、素晴らしいですね。
    私は今年2月、神奈川県横須賀市の環境フォーラムで初めて地球のステージを拝見し、感動しました。
    あの時も会場中が感動の涙・涙・涙でした。
    代表を務める私の会・津久井の自然を守る会の15周年企画に「地球のステージ」を来年1月31日開催させていただくことをお願いしました。
    周辺の小中高校へお知らせします。
    未来を担う子どもたちの心に響くようにと願って。
    そろそろ、チラシ作りなどの準備を始めています。
    色々お世話になりますが、どうぞよろしくお願いいたします。

  4. 三澤様
     こちらこそ、ありがとうございます。
     神奈川県が増えていくこと、とてもとても嬉しく思っております。
     いい形でつながり合えればと思っております。
     では、1月31日(土)に!
    桑山紀彦

コメントを残す

あなたのメールアドレスは公開されません。必須項目には印がついています *