今日は岐阜

今、りんりんは北海道のニセコにいます。
 少しずつ北上して今週末には、被災時一番長くうちのクリニックに来てくれた田中先生の働く釧路の病院に行けそうとのことでした。
 週末の総会には戻って来れないけれど、やっぱりこうして自分のペースで旅を続けるということが、どれほどすばらしいか。うらやましい限りです。今の自分の活動が一段落したら、もう一度このニッポンを一周したいですね。
 もちろん30年前に行った自転車日本一周のそのルートと同じ経路をたどりながら・・・。
 始まりはいつも四国です。
 さて、今日は岐阜市にある岐山高校のステージでした。
 今日の岐阜市はすがすがしい五月の風が吹き、山は緑を濃くし、空は澄み渡った「蒼」でした。
 そんな中1000人を超える生徒さんが身じろぎもせず、ステージの2番に参加してくださいました。一つの私語もなく、出ていく人も動く人もおらず、この100分という長いステージ2番に付き合ってくれるその様は、いつも感動です。
 岐阜の高校はなにやら関係機関からの通達で、「PTAの予算などで講演会を開かないように」というお達しが来ているとのこと。
 そのためいくつかの高等学校では今年ステージの開催が難しくなりました。
 確かに教育の一環で行うのであれば、ステージのような外部講師を呼んでの公演会(講演会)は、本来の学校予算の中で行うべきなのかもしれません。しかし、学校だって予算は厳しいと思うのです。そんな時頼りになるのはPTA予算であり、PTAの皆さんも生徒さんたちが本当に良かった、といってくれるものであれば、絶対に納得してくれると思うのですが、やはり世の中にはこんなことでもクレームをつける保護者が増えてきたということでしょうか。
 何でも権利を主張すればよい、学校はそのクレームに従うべきという誤った一方通行の考えに凝り固まっている保護者が多くなってきたように思います。
 給食費の問題もそうですが、権利の主張の前に、しっかりと義務を果たそうよ、と思うのは当たり前だと思うのですが・・・。
 それでも岐山高等学校は今年から学校の予算に切り替えて(つまり”枠”を整えて)呼んでくださいました。
 また来年、ステージで会えそうです。

 そして今日も「座談会」を開きました。
 最近高等学校や大学では積極的に終わった後の「交流会」「座談会」を開かせていただいています。そこで語られる話の大切さからすると、是非色んな高校、大学のステージはこの終わった後の交流会を積極的に行って行ければと思っております。
 ステージ側は極力時間を取るようにしますので、高校、大学で開催の際は是非、「終わった後の交流会」のご企画ください!
 これからも多くの高等学校で公演できますように・・・。
桑山紀彦

今日は岐阜」への4件のフィードバック

  1. 本当に生徒たちに必要なものは何か、を考えてくださる学校がステージを開催しているということなのでしょうね。
    公演後の「座談会」はとても良いと思います。今後も積極的に取り組んでください。

  2. 関係機関やPTAの了見とステージの拡がりとの競争ですね。
    3000回をあくなく続け前進してください。

  3. 桑山さん、お疲れ様です。体調、喉の調子は大丈夫ですか?
    毎日走ってますか?
    これからも桑山さん達の活動を期待してます。

  4. お疲れ様です。走っていますか。
    いろいろ言ってくる人もいるでしょうが、
    いいものはいいんです!!
    そう思います。

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